2-2 目次を考える

教材のテーマを考えたら、次に目次を考えます。

目次を考えるステップ

1. 作成するアプリケーションの機能を考える

作成するアプリケーションの機能を考えてください。例えば「【Ruby on Rails 5】Instagram風簡易SNSアプリを作ってみよう!」という教材では5つの機能を実装します。

  1. 認証機能

  2. 投稿機能

  3. 画像アップロード機能

  4. いいね機能

  5. コメント機能

2. 0章には以下の3つの節を入れる

  1. 教材の全体像や概要の説明

  2. 環境構築

  3. テーブル設計やURL設計など教材で作成するプロダクトの設計

3. 1章、1機能を実装する粒度にする

1章、1機能ごとに章を分けると目次が作りやすいです。

4. 章ごとに細かく節を分ける

1機能ごとに章を分けたら、さらに章を細かく節に分けます。

節を細かく分ける分には問題ありません。節の分量が少なければ少ないほど、区切りが細かくなり達成感を感じやすい構成になります。

執筆途中に目次を変更されても大丈夫ですので、現時点での構成を考えていただければと思います。

目次の例

下記に、「【Ruby on Rails 5】Instagram風簡易SNSアプリを作ってみよう!」という教材の目次の例を記載しています。下記の教材は9章までありますが、実際に作成していただく教材は必ずしも9章まで必要とは限りません。内容にもよりますが、5章くらいのボリュームで教材の構成を作るのをおすすめしています。またトラブルシューティングは必須ではありません。

0章 はじめに
- 0-1 Instagram風簡易SNSアプリを作ってみよう!
- 0-2 開発を進める上で必要なツール(Mac)
- 0-3 Ruby on Railsの環境構築(Mac)
- 0-4 Cloud9を利用する手順
- 0-5 このコースのおすすめな学習の進め方
- 0-6 techpitgramの設計を考える
- 0-7 エラーが出たときの心得
1章 新規Railsアプリケーションの作成
- 1-1 新規Railsアプリケーションを作成しよう!
2章 トップページの作成
- 2-1 画像のダウンロード
- 2-2 MVCについて学ぼう
- 2-3 仮のトップページを表示
- 2-4 Bootstrapの導入
- 2-5 ナビゲーションヘッダーの作成
3章 新規登録・ログイン機能
- 3-1 Deviseの導入
- 3-2 実際にユーザーの新規登録ができるか確認
- 3-3 サインアウトリンクの追加
- 3-4 usersテーブルにnameカラムを追加
- 3-5 サインアップ画面の見た目を整える
- 3-6 サインイン画面の見た目を整える
4章 ユーザープロフィール機能
- 4-1 プロフィールページの作成
- 4-2 プロフィール編集機能の開発
5章 投稿機能
- 5-1 モデルの作成
- 5-2 carrierwaveとMiniMagickの導入
- 5-3 投稿機能の実装
- 5-4 投稿一覧ページの作成
- 5-5 投稿ページの見た目を整える
6章 投稿の詳細・削除機能
- 6-1 投稿の詳細ページの作成
- 6-2 投稿の削除機能
7章 いいね機能
- 7-1 モデルの作成
- 7-2 いいね機能の実装
8章 コメント機能
- 8-1 モデルの作成
- 8-2 コメント機能の実装
9章 デプロイ
- 9-1 Herokuを使ってサービスを世の中に公開しよう(Mac)
- 9-2 Herokuを使ってサービスを世の中に公開しよう(Cloud9)
トラブルシューティング
- 1 Ruby on Railsでよく発生するエラーを知ろう
- 2 デバッグ方法を知ろう

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